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本棚に、できるだけ数多くの書籍を詰め込むための方策として、「ジャンル箱」という手法を開発しました。いまのところこれが一番本棚を有効活用できます。

2023年 01月 12日

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本棚に、できるだけ数多くの書籍を詰め込むための方策として、「ジャンル箱」という手法を開発しました。いまのところこれが一番本棚を有効活用できます。_e0279055_15543400.jpg
本の整理というのは、かなり難しいと思います。
例の「断捨離」のやましたひでこさんが、「本も捨てろ」と言っておられるわけで、その基準を、

1.最終的な本の量を決定する
2.必須本や大好きな本を選ぶ
3.小説や漫画は極力処分する
4.ビジネス書や自己啓発本は本当に感動したものだけ残す
5.なんとなく読んでない本は全て捨てる
6.一度読んだ本も捨てる

と、されてますが、僕のように書くことを仕事にしていたり、さまざまな資料や考え方などを参照することが仕事の人(カウンセラー、弁護士、医師、政治家、地方議員、などなどかなり幅広いと思われます)には、上記の条件はまったく意味がないことが分かると思います。
やましたさんの基準は「楽しみとして本を買っている人」の話で、情報にかかわる仕事をしている人には「どの本が役に立つのか想定できない」ということがあるので、好きととか嫌いに関係なく、ほとんどの本が「必須本」なわけです。

●自分が知らないことを知る必要のある職種
●仕事で学習した知識が、繰り返し参照活用する必要がある情報だった
●仕事の発注者の業種が多様で、幅広いジャンルの知識が必要となる

というような場合は、「本を捨てる」というのは簡単なことではない、ということが分かると思います。

こういう業種の人は、もちろん、「最終的な本の量」など決められるはずもなく、いきおい課題は、






本棚にどれだけたくさん本を詰め込むことができるか?

にならざるを得ません。

で、本棚に本をつめこむために、世間ではいろいろ工夫をしたりしてます。
本棚に普通に本を入れただけではすぐにいっぱいになってしまうので、文庫本と単行本など、同じサイズの書籍を並べて、本棚の奥と手前など、本棚を二重に活用して押し込む、こんな方法もありますし、

本棚に、できるだけ数多くの書籍を詰め込むための方策として、「ジャンル箱」という手法を開発しました。いまのところこれが一番本棚を有効活用できます。_e0279055_00454196.jpg
本棚を二重にしてスライドさせるスライド本棚、なんてものもあります。
本棚に、できるだけ数多くの書籍を詰め込むための方策として、「ジャンル箱」という手法を開発しました。いまのところこれが一番本棚を有効活用できます。_e0279055_00464008.jpg
でも、このようになんらかの方法で、本棚を二重に使うと、手前の本の背表紙は見えるけれども、奥に入れた本は背表紙が見えなくなったりするし、空間も効率的に活用しているように見えて、背表紙を確認するために無駄な空間を発生させている、ともいえるわけです。

はっきり言いますけど、上記のような方法じゃ全然スペースが足りないわけですよ。まったく無意味です。

本棚奥に「本の踏み台」を置く方式は、踏み台の分の空間はデッドスペースなわけですからもったいないし、そもそも本棚の一段分の縦幅を必要以上に空間を使ってますから元々あまり空間圧縮機能は高くありません。
また、手前にスライドする小さな本のための本棚を用意する方式も、手前に設置するスライド棚は、引き戸形式で横に移動させるわけで、本棚の半分ほどしか手前側には置けないわけです。

こういう仕組みでなんとかなる人は、やっぱり「趣味」で本を買ったり読んだりしてる人でしょう。
仕事で情報を扱いたいとなると、基本は、

●稼いで広い空間を確保する
●いまあるスペースからはみ出す本は捨てる

の二つにしかなりません。
他の解答はない!
それが結論です。

で、捨てる本の基準は、やましたひでこさんのように「誰にでも通用する基準」なんかあるわけがなく、ただひたすら一冊ずつ、自分に捨ててよいかどうか訊ねる以外に方法はありません。

ただし。

この本棚の問題に関して、自分なりの暫定的な「解答」が生まれているので、それを紹介したいのです。
それがタイトルに書いた「ジャンル箱」というもので、どのようなものかは、この記事の最初に掲げてあります。

僕は小型の紙製折り畳みファイルボックスを適当に買ってきて使っていますが、基本はなんでもかまいません。とにかく「箱」に本をつめこむのです。
これが一番「空間効率」が良いのです。

本棚の奥行いっぱい、あるいは多少(数センチ)なら、本棚からはみ出してもよいでしょう、そのくらいの大きさの箱を用意します。
本は重いので、あまり大きな箱は避けてください。せいぜい10冊~15冊程度がいれられたら良いです。

この箱に、自分が気に入っていて、捨てる気がない書籍を、とにかく「似たジャンル」のものをあつめて詰め込むのです。
特定の作家名で集めてもいいし、テーマごとで集めてもかまいません。とにかく「同じジャンルの本」を集めて入れます。

で、箱に入れる時も、とにかく「ぎゅうぎゅうに詰め込む」という意識でやってください。最近は通常のB6サイズの本以外にも、PC関連や技術書などのA5サイズの本もあるし、新書や文庫もあります。サイズはバラバラでも、自分の興味や仕事で必要となって入手したような「同じジャンルの本」があるはずです。
とにかくそれをしっかりと集めて、サイズは関係なく、荷造りをしている時のようにちょっとした隙間に文庫本を押し込んだり、A5とB6を互い違いに組み重ねたりと、なんとかパズルのように箱の中に入れるのです。

で、同じジャンルの本をまとめているので、同じジャンルだけども「この本はイマイチだったなぁ」というような書籍も出てくると思います。こういうものは「捨て本」になる可能性が高いので、これは「捨て本」というジャンル箱に移動しましょう。

で、箱にぎゅうぎゅうに詰まったら、一度箱から全部の本を取り出します。
そしてそれら全部の本が背表紙が見えるようにどこかに並べて、いったん背表紙だけをスマホのカメラなどで撮影します。

撮影が済んだら、また箱にぎゅうぎゅう詰めにして、いま撮った背表紙写真を、小さくプリントして、ジャンル箱の本棚に入れて見える位置に貼り付けるのです。
あとは、このぎゅうぎゅう詰めの箱を本棚に入れたらおしまいです。

こうすると、だいたい、本棚の横幅で10冊から15冊分の横幅は5~7冊分の幅に圧縮されるはずです。本は捨ててないのに、空間が空いてくる。そういう効果があります。なんせ箱の中にぎゅうぎゅう詰めにしているんですから、そりゃ空間は広がります。

それでいて、詰め込んだ本のタイトルは箱に写真で貼りだしてありますから、何が入っているのか見ただけで分かります。
いままで本棚に入れて時折読み返していたような動作と、ほぼ何も変わりません。実に快適なのです。
で、同じジャンルの本を集めたことで、本棚の中であちこちに散らばっていた情報がひとまとめにできて、利便性も高まっています。
なおかつ同ジャンルで好き嫌い判定をしているので、このジャンルの中で「好きじゃない」本はすぐに分かります。
捨てる候補の本は「捨て本」のジャンル箱に入れる、と書きましたけど、こういう「ジャンル箱」を作って、書籍を集めて並べてみると、本当に「はずれ」の本はすぐにわかるんですよ。なので、僕は実は「捨て本」の箱には入れずに躊躇なく捨てていたりします。

これをやりだしてから、本棚がかなり片付いてきたように思います。
本好きなら同じジャンルの本がサイズが違っていてどう整理したら良いか迷っておられる方も多いと思いますが、この「ジャンル箱」はサイズが異なっていても別に問題なしです。空いた空間に文庫本でもなんでもほおりこんでしまえばよいのです。

ジャンル箱に貼り付ける「背表紙の写真」は、カラーレーザープリンタなどを購入して、自宅でプリントしてしまうのが一番簡単です。
カラーレーザープリンタも、A4用紙専用の小さなサイズのものなら、1万円~2万円程度で購入できますから、ぜひ購入して、気軽にジャンル箱内の「本の背表紙一覧」を気軽にプリントするようにしましょう。

このやり方を推奨するのは、なにより

●本を一切捨てなくても、本棚に新しい本を置くスペースを確保できる

からです。
本は一冊も捨てなくても、ジャンル箱にぎゅうぎゅうに押し込んで、箱に「背表紙一覧」さえ貼りこんでおけば、なんの問題もないのです。

本棚整理には、いまのところこの方法での圧縮収納が正解だろうと思っています。

ぜひ一度みなさんもおためしください。


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by kids1226 | 2023-01-12 01:22 | 読書日記 | Comments(0)
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