DIY。はじめての床板の貼り替え。キンチョーして床板を丸ノコで切る体験もしたよ、という話。

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11月7日。

前々から、やらねばならないとしていた、キッチンの床板の貼り替えを開始しました。

いや、僕自身はやる気全然なかったんですけどね。でも、うちの奥さんがもう「やらなあかん！」と大変な意気込みで。

というか、

そもそもこのキッチン、どうも床板は、この市松模様のパーケット(寄木貼り)のプリント合板一枚のようなんですね。

つまり床板一枚下は、いきなり地面なわけです。シロアリ対策として、床下には通風口が設置されてますから、つまりは吹きっさらしと同じ、ということ。

なので、冬になるとけっこう寒いはずなんです。

（ちなみに、このプリント合板は、家の近所のお知り合いのお宅にうかがって床を見ても同じ合板が使われていたりして、この地域で家が建てられた時に、どの家でも使われてたっぽいのです。けっこう傷みやすい合板だ、ということが、後からわかります。その話はまた後日。）

というか、すでに11月になって、寒くなってきているわけです。

「やりたくないー」とか言ってられなくなってきてる。やらざるを得ない。

言うておきますが、床板の貼り替えなんて、生涯で初めてです。もう何をどうして良いか分からない。もう本当にドキドキものなわけです。

ちなみに、うちの奥さんは自分の四畳半の部屋の畳を捨て、その上に合板を貼り、その上に無垢板の床板を貼って洋室化する、というのを一人でやりきりった人です。

おおむね、キッチンも、この和室でのやり方を踏襲して、現存する床板の上に合板を貼り、その上に無垢の床板を貼っていく、という手順になります。

横で見ていたから多少は分かるけど、大変やなぁという意識しかございません。

うちの奥さんも、経験全然ない人なんですけど、こういうことをやりはじめるのに躊躇なく始められるんですよねぇ。尊敬する。

ということで、キッチンに置かれていた棚やら、テーブルなどをすべて移動し、床を上から踏んで弱っているところはないかと調べていくと、どうしても一か所、なんだか頼りない場所があるわけです。どうもあやしい。

なので、その部分に関してだけは床板を剥がして、その下の根太がどうなっているのかを確認しないとしょうがないわけです。

床板を貼り替えるのに、根太が腐っていたとして、そのままにして上から床板を貼るわけにも行きませんから。

ということで、丸ノコで床板はがしをすることになりました。

丸ノコで床板をはがす、というのは、床板の厚みが恐らくは一般的な12mmの合板だろうと思われるので、丸ノコの刃先を12mmだけ出して、床板を支えている根太は切らずに、床板だけを切る、ということをやるわけです。

図解するとこうなります。

ということで、おそるおそる、床板を丸ノコで切っていきます。

切った後がこれ。

おー、床に穴があいたー。すごい。

やってしまった。

ここまできたら床板の貼り替えはやり切るしかない。

ん？

でも、ちょっと待って？

根太、ボロボロじゃない？

え？なにこれ。

これ、シロアリじゃん！

シロアリに食われてるじゃん！

なにこれ。

どうすんの！

ええええええー。

と、驚いたところで、この日は作業終了。

触った感じではかなりボロボロ。

根太を交換しないとダメだろうとおもわれました。

でも、根太用の材木もないし、これ以上何もできないのです。夕方近かったしね。

穴から、床下を覗いてみた限りは、食われているのは、ここだけのように見えたので、とにかく作業は明日以降。

うーん、しかし、シロアリに食われまくっていたらどうしようかと不安で仕方なくなった床板貼り一日目でありました。

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