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人生の成功を左右する、重要な力は「才能」ではなく「やり抜く力 GRIT(グリット)」なのだ、ということ。誰にとっても「努力」こそが最重要ってことだ。

2022年 07月 23日

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いや、なかなか、久々に名著にあたることができました。
この本はかなり素晴らしい書籍だと思います。
人生の成功を左右する、重要な力は「才能」ではなく「やり抜く力 GRIT(グリット)」なのだ、ということ。誰にとっても「努力」こそが最重要ってことだ。_e0279055_00494462.jpg

サブタイトルにあるように「人生のあらゆる成功」を左右する力が「GRIT(やり抜く力)」という話なんですね。

で、「やり抜く力」とは何かと言えば、





決してあきらめず、自分の目標に向かって、日々努力し続ける力、と要約しても良いかもしれません。
単純に言ってしまえば「努力」ということになります。

「努力するかどうかが人生を左右する」

などと言ったら、なんだか手垢のついた表現の用にも感じますが、この本はそういう「一般論」を述べているのではなくて、例えば「才能」にあふれた人物と、「才能」的にはパッとしないけれど、あきらめずに努力し続ける人物とでは、のちのちの成功の度合はどう違うのか? ということを、学術的なアンケートと統計で、長期にわたって検証し、「才能」よりも、「GRIT(やり抜く力)」の方が、圧倒的に結果を出しているのだ、という事例を紹介しているのです。

つまり学術的な「検証」を踏まえた結果についての報告の書なんです。誰かの個人的な意見陳述書じゃないってことです。
確かな検証を経て、「才能より、最後までやり切る努力こそが明暗を分ける」と証明している本だ、ということです。

そして、衝撃的な事実として存在しているのは、

●「才能」より「努力を継続する」方が圧倒的に成果につながりやすい。

という話なんですね。
「まさか、こんなに圧倒的な差なのか!」と読んでいてこちらが驚くほどでした。

内容が実に示唆に富んでおり、しかも、スポーツ選手などの具体事例も豊富に紹介されているので、とても説得力高く説明されていて、実にうなづくしかない「検証」なのです。

著者のアンジェラ・ダックワースは、女性で、アジア系で、なおかつ二児の母親でもある、まさに欧米社会においては、ダイバーシティ(多様性)を代表するような人物です。

その独自の視点から、子供を育てる場合の指標にもなりえる「やり抜く力 GRIT(グリット)」の研究報告を行うスタンスは、精緻・正確でありつつ、実用的な視点も備えた素晴らしい提言になっていると思います。

とくに読み進めていると、このアンジェラ・ダックワースの師匠と言うべき教授が、ロバート・セリグマンであることを知り、僕としては、より一層、興味深い書籍となりました。

ロバート・セリグマンは「ポジティブ心理学」の提唱者であり、ネガティブな考え方で物事に取り組むより、ポジティブな考え方で取り組む方が成果を出しやすいということを、さまざまなスポーツの場面や、プロ選手へのインタビュー・アンケートで実証してきた方です。

僕は、2013年に購入して読了しているのですが、ロバート・セリグマンの以下の書籍は、僕にかなり大きな影響を与えています。素晴らしい書籍でした。
人生の成功を左右する、重要な力は「才能」ではなく「やり抜く力 GRIT(グリット)」なのだ、ということ。誰にとっても「努力」こそが最重要ってことだ。_e0279055_00593730.jpg

僕が読んだのは、この文庫版ですが、僕が読んだすぐ後に「新装版」というのが出ているのですね。いろいろ追加事項もあるのかも知れません。新装版は未読なのでなんとも言えませんが、読むなら新装版の方が良いかもしれません。
人生の成功を左右する、重要な力は「才能」ではなく「やり抜く力 GRIT(グリット)」なのだ、ということ。誰にとっても「努力」こそが最重要ってことだ。_e0279055_01030380.jpg

アンジェラ・ダックワースの「やり抜く力」も、ロバート・セリグマンの「オプティミストはなぜ成功するか」と同じように、スポーツ選手に科学的なアプローチをして、肉体などの物理的な特徴ではなく、頭の中で何を考えながら努力しているのか? を解き明かす手法で、その関係性が実に面白いのです。

考え方ひとつで、行動が変わる。

その行動を、どう続けるのか? で、これまた結果がものすごく大きく違ってくるわけです。

いくら才能があっても、努力して継続して磨いていかなければ「伸びる」ということはありません。

そのあたりまえの話を豊富な実例と科学的な調査と検証で実にわかりやすく伝えてくれる名著だと思います。
この本は、本当にかなーりおすすめなので、ぜひ読んでみてほしいと思いました。


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by kids1226 | 2022-07-23 12:00 | 読書日記 | Comments(0)
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