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田中邦衛さんが亡くなられたけど、あの人は初代実写版次元大介だったんだよ。で、Youtubeを見ていて、宮崎駿の犯罪的な演出のひどさを改めて実感した話。

2021年 04月 07日

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田中邦衛さんが亡くなられて、青大将時代の動画とか、けっこうFacebookでも見かけるんですが、僕的に印象的なのはこれ。
初代、実写版次元大介としての田中邦衛さん。
いやまぁ正直、映画としてはかなり評判わるいんですよ。だいたいタイトルが「ルパン三世念力珍作戦」ですから。そもそもタイトルがダメだ。
でも、田中邦衛は頑張ってたと思うのですよ。





原作の次元とはちょっと違うんだけど、「主人公の相棒」と言う意味でははまり役ですしね。
銭形警部の役を伊東四朗がやっていて、これもまた、そう悪くもないと僕は思う。ルパン逮捕に必死になってるがめつい刑事というイメージはリアルに出てたと思う。
田中邦衛にしろ、伊東四朗にしろ、この評判の悪い作品の中で、かなり、そうとうに頑張ってたんじゃないですか?
というのがとりあえずのお話。
なんせ、僕は、この作品が見たいがために、わざわざ劇場まで足を運んだのですから。
とにかく役者は頑張ってたと思う。そこは評価したい。
ともあれ田中邦衛さんのご冥福をお祈りいたします。
というところまでが、弔辞。で、実は書きたかったのは、もう少し別のところにあります。
実はリンクしたのは、「念力珍作戦」の予告編に、近年のルパン三世のテーマソングをかぶせたという独自の動画なんです。
田中邦衛さんの訃報を聞いて、検索して出てきたから見たんですが、そこですごい発見をしてしまった。
この予告編動画に、ルパン三世のテーマが、なんだかすごく合う!
なんだこれ? どういうこと? とか思うわけです。
オリジナルの東宝の予告編動画もネットには転がってますから、それを見てもらえばいいんですが、多少曲に合わせて動画をいじってるところはあるものの、そもそも元の予告編と大きく変わってるわけでもないのです。
で、そこでやっと気づいたのですね。
そもそも、この「念力珍作戦」という映画はモンキーパンチのコミックスを原作としているのではなく、テレビ放映された「ルパン三世」シリーズを念頭に作られた映画なのだ! ということなんですよ。
実際、アニメのルパン三世ファーストシーズンは1971年放映でして、この映画は1974年公開なんです。
で、ルパン三世のセカンドシーズンが1977年からなのです。
セカンドシーズンがなぜ作られたかというと、ファーストシーズンの再放送が繰り返し行われて、そこで人気が再燃した、というのがあるわけです。なんせ一作目から六年もかかってますから。
この映画は、再び人気が少し出てきた時に企画されたものなわけです。
だから、当然ファーストシーズンのイメージをひきずってるんですよ。
でだ。
知ってる人は知ってますけど、ルパン三世のファーストシーズンというのは、最初の4話とか5話くらいまでは、大隅正明さんと言う方が演出されていて、「大人のアニメ」を目指した少々ハードボイルドさも持った「悪党としてのルパン」だったんです。
僕は、その大隅正明さん版のルパン三世こそが本当に面白いルパンだったと思っているので、正直セカンドシーズン以降のルパンなんて、水戸黄門とおなじパターンエンタメとしか思えないわけです。
で、ファーストシーズンの5話以降というのは、「視聴率が低くても、がんばって大人向けアニメを作り続ける、という約束があって制作したのに、視聴率が稼げなくなった途端に子供向けに作り替えろと言われて、約束が違うからやめる」と仕事を投げ出した大隅正明さんの穴埋めに、あの宮崎駿と高畑勲が抜擢されて、とにかく突貫作業でシリーズを続けたというものなのですね。
僕も再放送を楽しみに見ていた人間なので、よく覚えてますが、正直5話以降、ろくな作品がありません。テキトーかつおちゃらけ。宮崎駿という「人やモノを動かして魅力的に見せる」ことに関しては天才的な人がちゃらい動きをドタバタやって、場つなぎしてるだけ。はっきりいいますけど、クソです。クソ。面白くもなんともない。つまらない。くだらない。
ま、しょうがないんですよ。途中から仕方なしに現場の場つなぎしただけなんだから。
でも、とにかく、ルパンというと、このファーストシーズンでの、大人のしぶい話とクソくだらない子供向け(と言いつつ、単に子供におもねっているだけの最低な方針)の話が混在していることが魅力なのだと勘違いされてしまったのですね。
勘違いやで!それ! 5話以降はクソやから。
いくら宮崎駿と高畑勲でも、そんな突貫作業で多少ともまともな作品を作れるわけないって。
クソです。はっきり。
で、念力珍作戦の話に戻りますが、この念力珍作戦は、ルパンのファーストシーズン再放送人気からの企画だから、この宮崎駿のクソ演出を、それこそ、まんまそのまま実写化しちゃってるわけですよ。
だから、評価も低いしダメ映画のように言われるわけで。
それが、今回良く分かった。念力珍作戦が最悪の作品みたいに言われるのは全面的に、すべて、宮崎駿が悪い。そういうことですわ。
宮崎駿の本当に悪い癖があって、それは「主人公への親近感を醸成するために、主人公が危機に陥り、アニメ的な異常な動きを見せることで観客に同時体験をさせて、理由の説明せずになんとなく好きにさせる」というクソの極みの演出を多用する、ということなんです。
行動の理由もなければ、心情の解説もなし。一切なし。それでアニメの動きで強引に納得させるわけ。
これ、本当にひどくて。たいていの宮崎アニメがこれをやってる。もう、見てると本当にイライラする。ひどい。そもそも筋が通ってない。ストーリーになってない。おかしい。宮崎駿、頭おかしい。見て喜んでる奴、もっとおかしい。あたおか。
カリオストロの城の冒頭のカーチェイスもそうだし、屋根の上でルパンが物を落としておっとっとっとと走り回っちゃうのもそれ。
千と千尋なんて、ハクを救いたいからと階段をジャンプするシーンを入れただけで、主人公の性格がまったく変わってる。別人ですよ、あれ。ひどいよ、あれは。主人公の内面の変化の説明一切なし。
ま、例をあげたらキリないけど、宮崎駿作品はほとんど全部それ。まぁアニメーターが観客を満足させようと思ったら、そんな手しかないのはわかるけども。ちょっとやりすぎ。
で、そのあたおか演出を、そのまま実写映画でやっちまったのが、念力珍作戦なわけで。
それが今回、本当に良く分かりました。
そういうことやったんやわ。
戦犯は宮崎駿でした。
そういうことでございます。

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by kids1226 | 2021-04-07 01:14 | 映画・エンタメ | Comments(0)
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