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アイディア出しには、無地が最強。方眼ノートは横罫より不便です。「アイディアには方眼」は、都市伝説。信じてはなりません。

2020年 01月 29日

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どうにも世間的に「アイディア出しには方眼ノートが良い」というデマというか、本当にとんでもない、根拠がない上に、真逆の要素しかないフェイクニュースが、かなり大量に流れているようで。
デマとかフェイクニュースのレベルです。断言します。まじで。お前ら、ちゃんと検証してへんやろ。怒るぞ。
アイディア出しには、無地が最強。方眼ノートは横罫より不便です。「アイディアには方眼」は、都市伝説。信じてはなりません。_e0279055_15110345.jpg
たとえば、こういう記事。

うそつけ! それは方眼やなくて「無地」! 方眼は罫線が邪魔! 役立たず。というか無地と比べると明らかに不便です。





この他にも、たくさんたくさん、たくさんたくさん、この手のデマが流通してます。
いや、そんなもん、アイディア出しには「無地」ですから。

世間的に「A4コピー用紙」という最強の無地ツールが一般化してるんですから、あまり変なデマを流さないように。

なので、この手の「方眼ノートがアイディア出しに向いている」というような言説は完全にバカであると断言できます。
かなーりバカ。

最近無地のノートを使い出して、これは確信に変わりました。
この「方眼が向いている」というのは大前提として「ノートは横罫で書くので文章形式にとらわれがち。方眼なら文章以外の形式でも記述に意識が向くから良い」という話でしかないわけです。
でも、アイディア出しにA4コピー用紙を使いまくり、いまではメモを取るにも無地のノートをメインに使っている人間からすると、ノートの自由度は、

1)無地ノート(図もグラフも文章も、文字のサイズもすべて自由)
2)横罫ノート(一般的に記述形式として多い文章メモを取るときにガイドがあって便利。横罫を無視すれば無地と同じ使い方は可能)
3)方眼ノート(一般的に記述形式として多い文章メモを取るには行間の空きに縦罫が入って行間が不明確で文章メモには不向き。図やグラフを書くにはグラフの最小単位が固定されていて不便。すべてを無視してメモすれば無地と同じ使い方はできるが縦罫も横罫も無視しなければならないのは、逆に大きなストレスにしかならない)

という具合に順に落ちる。

しかも、3の自由度の落ち方はかなりドスンと落ちる。
ものすごく落ちる。
とんでもなく落ちる。

いままでは横罫と方眼しか比べたことがなく、無地ノートは使ってなかったので、方眼ノートのうっとおしさに気づかなかったのである。
いざ無地のノートを使ってみると、無地のノートと横罫ノートは用途が違うのでイラつかないが、一度無地の便利さを知ると方眼が描かれているデメリットは、とんでもなく大きかったんだなぁと思わざるを得ない。

方眼。
ダメです。
全然意味ない。
存在価値なしです。
少なくとも無地のノートと比べると。

そもそもメモを取るのに「方眼があるとグラフや表を書くのに便利」とか言うんやけど、このあたりは無地のノートを使う前から「嘘つくな」と思ってたことで。

言ったらなんですけど、メモをまめに取ってる人間には、このあたりの話はほぼ常識だと思う。

図とかグラフを描くのに便利、なんて言説は「お前本気か?」と言いたくなる。
考えてもごらんなさい。例えば左右5cmくらいの幅に長方形を描くとして、その長方形の縦横比率を7:3にするのか2:8にするのかとかは、無地なら自由に瞬間で書き始められます。

瞬間ですよ、瞬間。瞬殺。横7、縦3。書いたとたんに出来上がりです。

でも方眼なんか使った日には、「えーと縦を7で横を3にするなら、1234567マス…。あ、これじゃ長すぎるな、じゃ3.5マスで半分サイズで…。これは小さいか。どうしよう、まぁええか、適当で」とかにしかならない。

結果的に適当にしかならないなら、最初から無地に適当に書いときゃ良いって話なのです。
違います?

違いますか?

違いますか?

そもそもグラフや図を描くには「基準点」と「スパン(桁の区切り数。5mm間隔なのか3mm間隔なのか?ということ)」をどう設定するかが強烈に重要なのであって、縦にも横にも「決められた基準」があったのでは、自由に基準点もデータを打つスパンも決められない。
方眼だと上下にも左右にも決められた数値があって、汎用的に使うことがかなーーーーーーーーーーーーーーーーーーり難しい。
なのに本当に「図やグラフに最適」なのか?
ほんまか?
ほんまにほんまか?
間違いのない話か?
メモを取りまくってきた人間としては到底納得できない、おかしな言説としか思えない。

メモを取るのに方眼が向いてると言う馬鹿は、この質問に正しく答えよ。
でなければ、デマを世間に撒き散らすな、と思う。
方眼ノートが便利だ、という人は統計データを扱う事を生業にしていて、とにかくしょっちゅう表を描き続けてる人とか、営業マンで、とにかく業務的に科目数の多い見積もりを繰り返し作らなければならない人のように、かなり特殊な使い道を持っている場合だけだと思う。

それ以外は無地のノートがベスト。
そうでなければ、大方のメモは文章形式で記述することが多いから横罫。
図やグラフも横罫を無視すればある程度自由に描けるから方眼より横罫の方が自由。
縦罫も横罫も両方無視しないと思い通りの図や表、グラフを描けないから方眼用紙が一番不便。

ということにしかなりません。

これはもう、若いころから何冊もノートを使ってきて、そうにしかならなかったんだから鉄板です。

だから「企画には方眼ノート」とかいう奴を見たら反吐が出る。「フェイクニュースを流すなよ」と心底頭に来ます。

実際問題、方眼用紙には、上記のような問題があるから、僕は、若い頃からアイディア出しには方眼用紙なんか絶対使わず、必ず
●A4のコピー用紙(ようは無地の紙)
を使い続けてきているのです。
この方が方眼用紙なんかより、絶対に100%便利。
その確信があるから「方眼がアイディア出しに向いている」という話を聞くたびに「バカじゃないの?」としか思いませんでした。
ノートは横罫。アイディア出しはコピー用紙。
これ、もう鉄板なんですよ。

分かりやすく説明するために「アイディア出しに向いてる度」を点数で表すと、
真っ白なコピー用紙を100点として、方眼が10点、横罫ノートが5点くらいの差があります。
現実問題、ノートを取る作業は文章形式が多いので、紙にわざわざ罫線を印刷するなら、横罫を刷っておくのは合理性はあるでしょう。
でも方眼は意味がない。
無意味。
ストレスが増えるだけ。

強いて方眼用紙に「自由度」における意味を求めるなら、縦位置でも横位置でもどちらでも使いたい、という場合にのみ意味が出てくる。

でも、いうときますが、一冊のノートの中で縦使いを横使いを混ぜ込むと、後からの読み直しが、超絶不便です。だからやめた方がいい。なので、「縦横両使いできる」というのも、上で指定したような特定の職業の人以外にはまったく優位性はありません。
優位性なし。
ゼロです。

ここまで強く言うのは、最近あらためて、無地のノートの便利さがよく分かったからです。

いままでアイディアは白紙のコピー用紙、ノーティングは罫線用紙と使い分けをしていたのですが、無地のノートを使ってみたら、この使い分けすら無意味であったことがはっきり分かりました。

だって横書きで文章を書くのも無地で全然問題なかったんだもの。
罫線なんかいらない。邪魔でしかない。
横罫だけでも邪魔なのに、横罫も縦罫も両方で邪魔する方眼なんて愚の骨頂ですよ。

だいたい、なにより、文字の大きさだって、無地なら本当に自由にできるのだから。
B6の用紙1ページに15行くらいでゆったり書くのか、25行で詰め詰めに書くのかも好きにできるから横罫より方眼より圧倒的に無地が便利なんだと思い知らされたくらいなのです。

メモを取っていて、「ああ、あと5行あったら、全部書ききれるのに!」という時も、その瞬間に文字を小さくしたらOKです。ちゃんと一ページに収まります。

罫線いらんやん!
無い方が便利やん!
ワシは何十年も何やっとったんや!
と言う話でして。

「方眼がアイディア出しに便利」やと?

けっ。

何寝ぼけた事を言うとる。
眠たい事言うてたら承知せんぞと言う感じ。(ガラ悪〜)

事ほど左様に、世間様で流通している「と言うことになっている」常識ほど怪しいものはありませんのですことよ。

ちなみに、ここに書かれてるマインドマップですけど、そもそもこれも、方眼に書くより無地の紙に書く方が圧倒的に便利で快適です。

少なくとも日本語でアイディア出しするなら、A4コピー用紙に線で繋がずに、とにかく思いつくまま、文字のサイズも自由にドンドン、アイデアを書き込んでいく方が便利かつ、良いアイデアが出ます。(なぜ日本語で、と限定するかと言うと日本語には漢字があって、これが欧米のマインドマップにおけるイラストやアイコンなどの代替機能を持っているからです。日本人でマインドマップをやるなら図版とかアイコンとかを使うのは最低限におさえましょう。その方が絶対に効果的です。)

マインドマップの項目と項目の関係性を記述したいなら、線でつなぐのはやめて、後から赤とか青とかの色ペンで囲んで繋げばよろしい。
その方が絶対ラクかつ楽しい。

いや、そもそも、本当に実用的なマインドマップはパソコンやスマホ上で日々改訂しながら育てるように書かないとほとんど実用性はないので紙のノートでマインドマップをやる意味もほぼない。(強いて言うなら読書メモにはマインドマップは良いかも)

で、最後に決定的な話をすると、マインドマップは、プリントしたり、コピーを取って、壁に貼ったり、他のメンバーと眺めながらアイディアだししたりするのに効果的なので、コピー映りは超重要。この場合も方眼ノートは無駄な罫線が映りこんで超不便です。だからやっぱり、無地がいい。
(で、映りこみがあっても横罫はまだ、みんなが見慣れているから無視してもらいやすいのですが、縦罫がコピーに映りこむと「何か縦線に意味あるの?」と確認されたりして、無駄なノイズが増えるだけです。やめなさい、方眼。ほんとに。)

そこまで考えたら、方眼ノートなんて不便なだけ。

このあたり、本当にウソだらけやと思うのよなぁ。

「企画を立てる人には方眼ノート」とか、ほんとうにキザったらしいカッコつけでしかないです。自分に酔ってるだけ。断言します。

まぁいいや。キリないし。
また書きます。

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by kids1226 | 2020-01-29 23:33 | 無地のノート | Comments(0)
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