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ポストイットは逆貼りでアウトラインプロセッサになる。

2013年 03月 31日
ポストイットは逆貼りでアウトラインプロセッサになる。_e0279055_2175560.jpg

今日は久しぶりに文具ネタ。ポストイットに代表される「再剥離(貼ってはがせる)付箋紙」の使い方に関するちょっとしたアイディアです。(以降「ポストイット」で書いていきます。)

最近、ブログのネタを練ったりするのに、ポストイットをよく使います。

思いついた事を書いて、机やPCのディスプレイに貼っておくと、考えをまとめるのに便利なんですね。繰り返し見ますし、手書きだと、自分の字なので、自分の無意識領域とのつながりが良いように感じております。(手書きと無意識の関係はかなり重要だと思っているのですが、そういう話はまたいずれ。)

日本人がアイディアを考えるときは、実は「日本語」の構造に発想が制限されてしまいまして、「結論は最後にまとめる」になりがちなんですね。ようはボトムアップです。欧米だと、まず結論ありきでトップダウンで考えるのでしょうけれど。

なので、日本人がアイディアを考える場合は、「KJ法」という、細目のリストアップをしながら、グルーピングや関連付けを後からやっていく発想法が向いていると私は思います。そして、このKJ法的操作を行うのに、ポストイットはかなり適していると思うのです。



何せ、一枚一枚貼り付けられるので、それこそノートなどにペタペタ貼ってKJ法ができます。これがなかなか良いのです。
なので、いままでいろいろポストイットでメモを取ったり、アイディアを練ったりしてきたんですね。(手帳に貼って持ち歩けるのが良いです。)

ポストイットは逆貼りでアウトラインプロセッサになる。_e0279055_2191356.png


ただ、いくつもの思いつきをたくさん貼り付けていくと、ポストイットというのは意外に整理がむずかしいのですね。

関連したひとまとめのポストイットを重ねて貼り付けたりすると、大見出し=(KJ法で言うならタイトルとか見出し)が隠れてしまって何も分からなくなってしまいます。

で、タイトルを一覧で見たいなと思って、ポストイットを少しずつずらして重ね貼りすると、今度は細目メモが読めなくなっちゃうんですね。

ポストイットは逆貼りでアウトラインプロセッサになる。_e0279055_21102227.png


また、文章を書く場合のアイディアは、起承転結と言われるように、アイディアを並べる順序が大切なんです。
(知的生産の技術で紹介されていた「こざね法」をやる、ということです。)

これが、ポストイットにアイディアを書いて順番の入れ換えをしようとすると、けっこう操作が面倒だったりするんですね。ポストイット同士がしっかりくっついていると、順序の入れ換えがかなり手間なんです。

そんな事もあって、ポストイットは全体を一覧するには便利なのですが、アイディアをひとまとめにして、保管・整理するには、かなり無理が生じやすいなと思っていたのです。

ところがある日、ポストイットの使い方で、なんでもない、ちょっとした工夫で、これらの問題点が一挙に解決する方法を見つけてしまったのです。

その方法こそが、タイトルにも書いた「ポストイットの逆貼り」ということなのです。

「逆貼り」ってどういうこと? と思われるかも知れませんので、あえてここで「用語」を作ってしまいますが、ポストイットの使い方は、一般的に「順貼り」だと思うのですよ。以下のイラストを見てください。

ポストイットは逆貼りでアウトラインプロセッサになる。_e0279055_2111737.png


ようは、裏にノリのついているところを「頭」として使ってしまう、ということですね。多分、かなり多くの人が、そういう使い方をしてると思うんです。

で、「逆貼り」というのは、ノリがついている部分をお尻にして使う、ということなんです。で、この使い方も、決してマイナーというわけではなくて、資料に付箋を貼る時とか、あるいは、その付箋に何かメモを書くときとかには、普通に使っている使い方なんですね。

でも、なぜか、ポストイットでメモを取る時というのは、上記の順貼り、ノリ面が頭になる使い方がほとんどだと思うのです。

いや、当然、ノリ面を側面に持ってきて書くような使い方をしている場合も多いとは思うのですけど、やはり一般的に、ポストイットでメモ書きをするときは、

●順貼り:ノリ面が頭

だと思うのですよ。

でも、これを

●逆貼り:ノリ面をお尻

にすると、どういうことでしょう! 上記で書いたいろいろな問題点が一挙に解決してしまうんですね。

ポストイットは逆貼りでアウトラインプロセッサになる。_e0279055_21114511.png


これは実際にやってもらわないとわからないと思うのですが、もし普段からポストイットでメモをする習慣がある方なら、ぜひとも「逆貼り」でメモを貼り付けてみていただきたいのです。

とにかくサッと書いて貼り付けて(ディスプレイでも机の上でも、手帳やノートでも、なんでも良いです)、後からタイトルを書き足したり、読み直したり、増えてきたメモを重ね貼りして整理したり、重要度を並べ替えてみたりなどなど、いろいろに応用してみていただきたいのです。

いや、たぶん、驚くくらい便利になると思いますよ。

何より、ある程度メモができるサイズのポストイットは面積が取られるのですが、重ね貼りして「見出し」部分だけを表示させると、面積がいきなりグッと圧縮できます。

であるのに、逆貼りだと見出しも本文も、自由自在に読み直しができるんですね。ペロっとめくって細目を確認するなんてことができる。まさに小さなノートの感覚なんです。

しかも、順序の入れ換えも簡単。一枚だけ取り出して、残りを上に詰めて、取り出した一枚を最後に貼り直すとかも実に楽々。
このあたりは実際にやってもらわないとわからないと思うのですが。

これ、まさにパソコンなどで文章書き使う「アウトラインプロセッサ」そのものと言っても良いくらいです。
(あ、人によっては「アウトラインプロセッサ」はご存じないですかね? うーむ。ちょっとネットで検索してみてください。僕はアウトラインプロセッサがないと、ちょっと仕事できないです。)

結局、糊のついた場所を頭にするか、お尻にするかというだけの違いなんですが、たったそれだけで全然違うというのが、けっこう僕的にはうれしい発見でした。

気になる方はぜひ一度おためしくださいませ。

[了]
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2022.3.12 追記
「付箋紙の逆貼り」のその後について、少し記事を書いてみました。
よかったら、こちらもお読みください。


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by kids1226 | 2013-03-31 21:33 | 文具・ツール | Comments(0)
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